@article{oai:rku.repo.nii.ac.jp:00003505, author = {中塚, 健太郎 and 坂入, 洋右 and 荒井, 宏和 and 稲垣, 裕美 and 小峯, 力 and ナカツカ, ケンタロウ and サカイリ, ヨウスケ and アライ, ヒロカズ and イナガキ, ユウミ and コミネ, ツトム}, journal = {流通経済大学スポーツ健康科学部紀要}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究では,水難救助活動の監視において溺者を早期発見するために重要な走査法の特徴を明確にするため,監視のシミュレーション課題を用い,ライフセーバー9名を被験者として走査法〔中心視走査法(FS)と周辺視走査法(PS)〕の有効性を,以下の観点から多面的に比較検討した。(1)作業成績(溺者発見時間),(2)注意集中の持続,(3)心理的覚醒水準(二次元気分尺度),(4)心理的疲労,(5)生理的疲労(Critical Flickering Frequency)結果として,作業成績は走査法の両条件間に差はなかったが,注意集中の持続についてはPSの方が有効であることが確認された(p<.05)。さらに,心理的覚醒水準においては,PS条件でネガティブ覚醒と快適度への悪影響が相対的に小さく,良好な心理状態で監視をする上でPSの方がFSに比べ有効な技法であることが示唆された(p<.05)。一方,心理・生理的な疲労に関しては両条件ともに疲労の蓄積がみられ(p<.05),技法間に差はなかった。PSが作業成績においてFSと同等であるにも関わらず,良好な心理状態と注意集中を保持する点で優れていたことから,監視作業における走査法では総合的にはPSが有効であることが確認された。}, pages = {87--97}, title = {水難救助活動における監視作業に有効な走査法}, volume = {1}, year = {2008} }