@article{oai:rku.repo.nii.ac.jp:00007040, author = {高口, 央}, issue = {2}, journal = {流通経済大学社会学部論叢, Journal of the Faculty of Sociology, Ryutsu Keizai University}, month = {Mar}, note = {P(論文), 本研究は,親密な関係での行動傾向についてWebでの調査を実施して,交際経験のある回答者244名(男性93名平均34.0歳,女性151名平均31.9歳)を分析対象とした。暗黙理論での増加理論者と実体理論者を対比して次のような結果を得た。関係の危機を経験した際に増加理論者の方が自身の行動を変えることで関係を維持することを試みていることが明らかになった(予測1支持)。ただし,関係の危機におけるパートナーへの対応には,暗黙理論の傾向によって差は認められなかった。一方,増加理論者は実体理論者に比べ,パートナーを特別な存在とみなしていること(予測5支持),また特に男性の増加理論者がパートナーに対して協調的に振舞うことを示す交互作用効果も認められた(予測8-1支持)。また,探索的検討により,増加理論者は実体理論者に比べて,パートナーから非協調的行動を受けていないと認知していた。これらの結果を基に,親密な関係におけるパーソナリティによる行動傾向の差異について考察した。また,Web調査の実施に伴う問題点と可能性についても考察した。}, pages = {139--155}, title = {暗黙理論が親密な関係に及ぼす影響 (社会学部開校30周年記念論文集)}, volume = {29}, year = {2019}, yomi = {コウグチ, ヒロシ} }